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サトノダイヤモンドがきさらぎ賞も完勝しました。きのうはこの勝利をみれただけで満足といっても過言ではないくらいに嬉しかったです。これで3戦連続圧巻の勝利。2馬身半、3馬身半、3馬身半と勝ち続けて、その内容も全く次元の違うパフォーマンス。やはり、というか、いよいよ、この馬に日本競馬界のファンの夢が、相当の熱量をもって注入されました。皐月賞~ダービーと2冠獲れば凱旋門賞に挑むようなこともあるかもしれない。三冠もいいのだけど、僕は凱旋門賞に挑んでほしいなと思っています。大きなところを、将来に温存するのではなく、狙えるときに「今」使える馬体をもって挑んでほしいのです。日本競馬界の悲願を、それだけのことを期待させてくれる馬だと思います。


ちょいと昔、プロ野球界で、神様!仏様!稲田様!と謳われた稲田さんが言っていました。「10勝を20年続けるより、20勝を10年続けるほうが、価値がある」と。人生は息長くやっていかねばなりませんが、こと【能力】ということに関しては彗星のごとく、息をのむような光彩を放ってほしい。そういう意味でも僕はこの馬に凱旋門賞に挑んでほしいなと。ま、まずは皐月賞、ダービーですね。夢を追いかけたいと思います。がんばれ、サトノダイヤモンド。


さて、きさらぎ賞の単勝配当は120円、複勝配当100円。もうこの先ずっとこの調子でしょう。きさらぎ賞を振り返ってみましょう。



持ち前の抜群の好スタート。スタートはもう毎回ほぼパーフェクト。普通に出ただけのように見えますが、この馬は競争馬として大きな武器となる「狭いスペースでの身のこなし方」や「力まないしなやかさ」に大変長けています。スっと出たあとは前に壁が自然とできるように、緩急の「緩」のうまさでナチュラルに馬群にもぐります。これは天性のセンスなのかな。どこまでもこれ以上ないくらい自然なのですよね。ロイカバードが随分かかっていたのは武豊騎手の腕の動きでわかりますが、道中で力んでしまうのは広い意味ではロス以外の何物でもありません。対してサトノダイヤモンドは柔らかに、折り合いは文句なしのひと言です。

そして末脚の奥深さ。道中やや速めの展開で中盤に多少緩んだものの、締まりのある重賞らしい展開。スムーズに流れにのって4コーナーを回ると先行組にピタリとつける。まだまだ余力で流しつつ溜める。おのずとタイミングを知っているように手綱をぐいっとしたところで素直に加速。すると静かにはっきりとギアチェンジ。そこからはもう独壇場。ぐんぐん伸びるフットワークも美しく安定感抜群。最後にムチを一発。さらにもう一段加速したかにみえたが、まだまだ余力も感じさせた。それでいてラスト11.3まで出してきた。初重賞でこの内容は、もうクラシック戦線の横綱といって反論できないでしょう。レースレコードにルメール騎手は「ライバルはいなかった」。

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このあと、中山コースで文句なしに勝てば先は明るい。まぁ、センス高いこの馬には中山も合いそうだし、期待を膨らませてしまうばかり。こういう馬が出てきて、しかも自分としては新馬戦をみてすぐ、これはただごとではない馬が出てきたというディープなインパクトがあって、それを追いかけて応援して、期待通りの結果を披露してくれる、これはもう競馬の極上の喜びです。サトノダイヤモンド、これから競馬界の垣根を越えて名を轟かす、日本ケイバのヒーローホースになっていってほしいですね。そしてなにより怪我をせずに大きなところへ駒を進めていってほしいです。

以下のレース映像や記事もご参考に。

サトノダイヤモンドとの鮮烈な出会い 新馬戦終えてすぐの記事

  


サトノダイヤモンドがリオンディーズの相手になる
1戦目回顧の記事



 

サトノダイヤモンド、2戦目も桁違いの完勝
2戦目回顧の記事


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